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カタコト英語 プロジェクト

  • 2017.03.17

カタコト外国語でやまなしの魅力発信

現在、カタコト中国語は企業からの依頼を受けて準備を行っています。海外からの訪日客数が2016年に日本全国で2、403万人を突破し、中国語圏(中国大陸、香港、台湾)の客数が1、237万人で全体の51・5%を占めています。また、団体旅行から個人旅行へシフトしており、観光情報をSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で入手し、旅行先を決める人が増えていることから、今後、SNSを活用して、FIT(海外個人旅行)に対する観光宣伝、観光情報の提供が急務となっています。
笛吹市観光物産連盟からの依頼で、山梨英和大学の留学生が「地元の人が気付いていない、外国からの目・若い人の目線」で「PRサポーター」として笛吹市の魅力(祭り、イベント、旬の情報、食べ物など)や、月毎に設定された観光プログラムの体験レポートを、中国のSNS「Wechat」や「Weibo」を通じて中国語で発信しています。これら体験を通じて、留学生たちは日本への理解を深めています。
今後、こうした取組をカタコト中国語に活かしていきたいと考えています。(山梨英和大学 准教授 韓 暁宏)