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キックオフシンポジウム「フューチャーEVO」を開催しました!

  • 2023.02.23
  • 未来計画研究社

令和5年2月7日(火)に、知(地)のソーシャルキャピタル~学びの山梨モデル~構築事業キックオフシンポジウム「フューチャーEVO」を山梨大学と山梨県立大学主催で開催しました。

午前は、山日YBSホールにてキックオフシンポジウムをハイブリッド形式で開催し、会場とオンラインあわせて約130名の方に参加をいただきました。始めに本学の島田眞路学長と山梨県立大学の早川正幸学長よりそれぞれ主催者の挨拶があり、続いて風間ふたばセンター長よりSPARC事業紹介を行いました。その後は「地域が持つ価値と可能性をもう一度捉え直すために」をテーマに2つの講演を行いました。始めに「<私の日常>が持つ価値に気づくために」と題して人類学者である合同会社メッシュワーク共同創業者の比嘉夏子様のご講演、次に「ローカルの想像力はいかに育まれるか-まちづくり的思考とその実践-」と題して山梨市ふるさと振興機構の代表理事である田中友悟様にご講演をいただきました。人類学的なアプローチの理論と実践、地域活動での具体的な取り組みについて貴重なお話を伺えました。

午後からは、山日YBSホールと山梨県立図書館イベントスペースの2会場を配信でつなぎ、フューチャーEVOを開催しました。フューチャーEVOでは、あらゆるプレイヤーが「集い・つながり・生み出す」ための新たなソーシャルキャピタルを目指しており、第1回開催である今回は高校生、大学生、企業・団体、起業家の54組が地域で取り組むプロジェクトの活動を1分プレゼンテーションとポスターセッションで発表しました。一般観覧者も含め総勢300名以上の方に参加をいただき、立場や世代を超えた交流の機会となりました。

Miraiプロジェクトの成果発表を対面で開催できたのは2年ぶりとなります。
学生の皆さんが来場者にこれまでの活動や成果物をみせながら笑顔でお話をしており、会場も熱気に包まれておりました!

地域と大学をつなぎ「学びの山梨モデル」を構築する地域活性化人材育成事業~SPARC~の第一歩となる有意義なキックオフイベントとなりました。