株式会社佐藤農園は、「農業の６次産業化」を目指しており、山梨特産のモモ・ブドウを原材料としたジャムを１０万本製造・販売してきました。今回、砂糖を使用しないモモジャムの開発を行い、商品化を目指します。

市街地の緑は、そこで生活する人々に安らぎや心地よさを提供しています。景観の観点から市街地の街路樹や公園等の緑を調査・評価しながら、若者が山梨に住みたくなるような街並みの緑を考え、提案しましょう。

洋服をクローゼットの中から楽しく選んだり、ネイルを楽しむ感覚でお部屋の壁紙を誰でも！簡単に！着替える？！カワイイ、カッコいい壁紙のある憧れの部屋で大学生活をもう一回夢を見て見よう！そして広めよう！

県や団体が実施している学生など求職者向けの就職イベントや情報発信について、若者の目線から充実策を提案していただきます。今後の自分自身の就職活動を見据え、効果的な就職支援策を一緒にデザインしましょう。

まち歩きやアンケートなどを通じて、「ほどよい田舎暮らし体験ツアー」をみなさんに企画・運営していただきます。市の魅力再発見と移住促進に向けた新たな可能性をプロジェクトで探っていきましょう。

私達は、本県の自殺の現状に向き合い、「Ｗｉｔｈ　ｙｏｕ」（一緒にいるよ）のメッセージを広く県民に理解してもらう活動を行います。具体的には、中高生などに「一人ひとりを大切にするワーク」や県民に啓発グッズの広報・販売などです。取り組みの中で、「いのち＆生きる」ということについて一緒に考え行動してみませんか。

未婚化や晩婚化が進み、社会現象となっています。若いころから結婚に対する知識を深め、自分らしいライフデザインを形成していくと同時に、その知識を同世代の人に伝えるプロジェクトを一緒にしてみませんか。

学生目線で「気になるお店」のＰＲ動画を作りませんか？このプロジェクトは、韮崎市内の商店街から学生目線で店舗選びから動画撮影まで行い☆店動画を作成、情報発信する企画です。一緒に韮崎市を元気にしましょう！

半世紀以上前の山交電車保存車両の調査と復元作業に着手した昨年度からの継続プロジェクトです。今年度はさらに作業を進めるとともに、この歴史資産を活用した地域活性化に学生の皆さんとの協働で取り組みます。

弊社が運営する山梨の情報サイト「PORTA（ポルタ）」。皆さんの自由な発想と視点でサイト内のコンテンツを企画～取材～プロモーション活動まで一貫して行っていただきます。一緒に山梨の魅力を発信していきましょう！

ぶどう文化をベースに労・食・住を春夏秋冬の中に体験して頂く体験型ツーリズムです。このモニターツアーを体験して頂き、課題、改善点をまとめてもらい、プロジェクト内で一緒に商品を作り上げていきます。

地域経済をリードする地域未来牽引企業として国から選定。この実現に向け（１）自社の「強み」を活かした製品アイデアの企画とプレゼン、（２）「仲間」を増やすため採用HPの作成について、チームで取り組みます。

このプロジェクトでは富士山の入り口、大月市に「山」と「山を好きな人」をつなげるゲストハウスを大月駅徒歩2分のところに作ります。一緒に利用者を増やして地域をユカイにするような仕掛けをしていきましょう。

弊社は、創業5６年目となる県内大手の老舗の卵加工品製造・卵卸売会社です。卵を通じて、美味しく、楽しく、幸せなひとときをお客様に届けたい、との我々の思いを多くの方々に伝えることができればと考えています。

日本酒といえばおじさん？！まだ知らない日本酒の魅力を見つけてみませんか？山梨県内の酒蔵をめぐり「蔵ガール（ボーイもOK）」として一緒に情報発信やイベント企画・実施をしましょう！

山梨県の果樹産業を支えていただく新しい農業の労働力として、福祉の方々の力を借りるため福祉界の協力と農業界のニーズを模索し、未来に向けて『新しい農福連携の仕組み』を構築する土台のプロジェクト

今年度、富士東部地区の女性農業者で立ち上げたプロジェクトです。女性に特化した農業研修や販売ノウハウのセミナー、夏にはアグリフェスティバルを企画しています。楽しいのがイチバン！という想いが集まったメンバーと一緒に運営していきましょう！

なぜか身延で、『覚林坊』にだけ外国人観光客が急増しています。彼らはこの場所に「なに」を求めているのか。今、私たちに「なに」ができるのか。日本の未来を担う学生のみなさん、私たちと一緒に考えてみませんか？

「誰もが毎年楽しみにしてくれるお祭りを作る！」それには様々な工夫や努力が必要です。ハロウィンをキーにした山梨にしかないお祭りを、自由な発想で企画し、まとめ、ＰＲし、実現するプロジェクトです。

当社が運営するWebサイト「ものづくりドットコム」は、製造業の課題解決と生産性向上を支援する世界最大級のサービスです。本プロジェクトでは、山梨県を起点としてさらに利用者を増やすために、現状の調査から初めて、Web、印刷物、郵便、FAX、電話、企業訪問、メディア、広告、展示会、講演など様々な方法を研究し、効果的なプロモーションを計画、実行し、評価して、成果を上げようとするものです。その過程で新たなサービスや機能のアイデアが生まれ、開発される可能性も期待されます。

日本国内の商品やサービスの海外展開は、国内企業にとって、今後ますます重要な企業戦略となっています。海外の需要は無視できません。今回のプロジェクトは、スマートフォンなどのICTを活用し、日本国内の商品やサービスを海外に展開する際のテストマーケティングを実施するため、海外の大学生（学生ベンチャー）と連携してする事業化のためのスキーム作りを目指すものです。
なお、今回は海外エージェントとして、インドネシア（インドネシア大学）との連携を目指します。

緩み止めネジとして開発されたパーフェクトロックボルト。ここで使われている二重ネジ溝の構造を応用してまったく新しい新製品を一緒に発明するプロジェクトです。アイデア出しから模型の作成、マーケティング、売り込み、製品化までのベンチャービジネス体験を一緒に行います。http://www.perfectlock.netを参照。

ICT分野に豊富な実績を持つ株式会社シー・シー・ダブルは、本年秋を目標に山梨県において地域に根差した学生参加型ベンチャーの設立を計画しています。ベンチャー設立に当たっては、学生の皆さんに、資金調達、組織構造、支援体制（インキュベータ）、大学との係わり方等、起業に必要なノウハウ・スキルと起業家の心構えを習得し、当社に対し、様々な視点からの提案・提言等の支援をしていきます。

2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向け、今後、外国人観光客のさらなる増加が見込まれるなか、県内の事業者（小売店・飲食店等）が店頭において臆せず英語でコミュニケーションを図ることをサポートし、外国人観光客へのおもてなし力向上につなげます。
具体的には、5分間程度の講師役、講師との英会話の相手役や、メニュー・ＰＯＰ等の英語表記化の補助等を行います

山梨プロボノ推進協議会では、山梨県、甲府青年会議所、グローバルリーダー育成協議会等とともに、山梨県と姉妹都市関係にあるアメリカアイオワ州で行われているブルーリボンベーコンフェスティバルの誘致を行ってきました。その結果、今年の秋にアメリカのベーコンフェスティバル実行委員会と一緒に山梨県内でベーコンフェスティバルを開催することになりました。本プロジェクトでは、ベーコンフェスティバルの取り組みのうち、ファンディンググループに所属し、グループディレクターとともに主にクラウドファンディングによる資金調達と宣伝事業を実施していきます。

今年で第3回目を迎えるプロジェクトです。 ITを活用して子供達のオープンマインドの育成、コミュニケーションスキルアップを支援しています。具体的には、国内外数校の学校をウェブ会議システムで繋ぎ、カンファレンスを開催します。小学生・中学生が英語で自分たちの地域を紹介するプレゼンテーション・Q&Aセッションを行うことで、日常生活ではなかなか体験できない、異文化とのコミュニケーションを体感します。

山梨市は「暮らしたい・通いたい地域づくり」を目的として、食や歴史文化などの地域資源を活用しながら、市の特徴である１次産業を盛り上げることを目指しています。空き家や遊休施設（廃校、廃園）、豊かな農産品など、地域に既にあるものを繋ぎながら、地域の誇りと魅力を高めていく事業を進めていきます。今回学生は、この事業に中心的に取り組む山梨市ふるさと振興機構にプロデューサーとして参加し、山梨市の1次産業の魅力発信のための現場調査とツアー企画を行います。

遊亀公園とその敷地内にある甲府市立動物園で、特に小さな子供のいる若い夫婦やカップルをターゲットにして、茶葉のお茶を飲む機会が少ない人達に公園でお茶を飲んでもらい、楽しいお茶の時間を体験することを通して、お茶を飲む習慣と公園での良い思い出をつくってもらいたいと思います。また、お茶にあわせたお菓子を、町内の金精軒さんの協力のもと開発して、商品化を目指します。子供が持ち歩きたくなる一口サイズの手ごろなお菓子を商品化していきます。

結婚を考える方対象に、市内飲食店等を舞台として結婚につながる出会いの場となるイベント（週末コン）を企画実施します。これまでの「婚活」のイメージを払拭し、若者の視点から新たな婚活のスタイル及び情報発信の方法を提案します。

あらゆる世代の「未来への希望」、「未来への不安」を、学生たちがインタビューして、ラジオ番組で紹介します。その話に対して学生たちが感じたこと、気づいたことをラジオ番組にしていきます。約２ヶ月程度の準備・リサーチ、その後インタビュー開始、取材約1ヶ月後に番組の放送を開始します。15分ほどの番組で期間中、5回を放送します。学生たちが実社会の生の声を知ると同時に、ボイスファイルにすることで、番組リスナーへの共感材料の提供、また実社会に息づく文化的な営みの紹介へとつなげていきます。

介護予防は生き甲斐と居場所の創意だと考えています。楽しく豊かな人生ならば、人生そのものが能動的になり、自らすすんで人生を積極的楽しみ、自分の人生をプロデュースしていく事を応援するプロジェクトです。

当社が現在開発している「世界初のAI住宅」「特許を取得した大臣賞受賞の輻射式冷暖房システムさくらエコウィンハイブリッドのAI化」「Pepperのアプリ開発の学校の企画・運営」など、理系の学生にはプログラミングやAIの開発を、文系の学生には各プロジェクトの企画、運営、記者発表の準備から当日のイベント運営まで、どの分野の方にも貴重な体験となる業務を行います。

今回のプロジェクトでは「PORTA(ポルタ)」の運営に、やまなしの未来を担う学生の皆さんが参加します。学生の皆さんの自由な発想、目線で、学生や若者に人気のお店やスポットの特集など、学生の皆さんと同年代に向けた特設ページを作り、10代・20代のユーザー数の増加を目指します。これからも住みたい街やまなしを実現するため、学生の皆さんと共に魅力あるページを作ります。

厳しい環境下の中でも頑張っている「ちょっと気になるお店」を取り上げ、韮崎市商店街の中の「☆店」（スターショップ）として「ショートムービー」や「動画」を製作、WEBやSNSを活用し、総合的にプロデュース、情報発信していきます。この「☆店」を商店街のトップランナーとして位置付け、その数を増やしていくことにより、「あの☆店」に行ってみたいというお客様を増やし、商店街全体の魅力度を上げ、商店街の来街者数を増やし、賑わいのあるまちづくりのきっかけとします。

峡南地域では地域経済の衰退が進んでおり、地方において、外国人旅行者をターゲットとした観光地域づくりが、地域経済の活性化には必要不可欠となっています。そこで市川三郷町では町の活性化、峡南地域の活性化に向けて外国人を主要ターゲットとした観光ツアーを計画します。峡南地域にある各町の文化や歴史の地域資源を活かし、峡南地域をひとつの観光地域として、観光ルートを検討し、ツアーを実施します。将来的にツアーは四季を活かし、季節ごとのツアーを開催することを目指します。

山梨の日本酒を若者や女性に広める為のニーズ調査とターゲットへの情報発信を行います。
様々な情報発信ツール（DM、イベント、蔵見学、SNS等）を活用し新たな蔵の魅力の効果的な発信方法を検討するとともに、山梨の日本酒ファンの増加目標を設定し実践します。

1,300年の歴史を誇る山梨県の葡萄栽培のふるさとである甲府。
甲府駅をスタート・ゴールとして、葡萄栽培の歴史と文化を学び、甲府の葡萄に触れ、まちに触れるツーリズムを生み出すプロジェクトです。＜食＞＜飲＞＜知＞＜眺＞＜浴＞＜泊＞＜磨＞これらの切り口で、チェックポイントをプレミアムMAP（有料）へ落とし込み、MAPを片手に半日～2日かけて葡萄のふるさと甲府を歩くツーリズムの提案を行います。

地域で長く愛され、現在富士川町内に保存・展示されている昭和37年に廃線となった山梨交通電車を、所有者である富士川町の理解を得て保全し、地域活性化のために活用します。廃線から55年が経過しますが、あらためて山交電車に対する地域住民の意識を調査し、保存車両を活用した地域活性化や郷土意識を醸成するための施策を地域と連帯して進めることを計画します。また、保存車両には廃線後に複数の鉄道会社で運行された間に随所に改造が施されたため、可能な範囲でオリジナルの状態に復元します。

露天風呂から望む南アルプス・八ヶ岳の雄姿を背景にした眼下に広がる宝石箱のような夜景に魅了される人も多いです。周辺は「のっぷい」と呼ばれる特殊な土壌に育まれる「大塚にんじん」や「甘々娘」などの特産品の他、ぶどう作りも盛んです。地場産業の和紙や花火など特色あるものが多いですが、充分に活用されていないのも現状です。年間26万人を集める温泉施設。高いポテンシャリティがありながら集客できていないF1層（20才～34才女性）が振り向き、足を運ぶ施設でありエリアであるための施策を、大学・専門家・学生達と共に考え・実行に移していきます。

市では、平成27年度から地方創生事業として、東京都（杉並区荻窪）に情報発信拠点として、「KAISTYLE TOKYO BRANCH」を設置し、市の魅力を情報発信するため、「KAISTYLE」のブランドで首都圏各地のマルシェや各種イベントなどで地産商品の販路拡大、移住定住事業を実施しています。
本プロジェクトでは、学生一人ひとりが商品開発や販売手法を学ぶため、実際にマルシェやイベントなどで陳列、接客しながら販売実習や販路拡大に向けたＰＲ活動の強化、新規参入者拡大に向けた取り組みなどを研究し、「KAISTYLE」のブランディングを目指します。

「デザインやクリエイティブを武器として、地元企業や地域資源の新たな魅力と価値を創造し、『届く商品』『届く山梨』をつくる」をコンセプトに、山梨の人やモノに光を与えるデザイン提案を行います。現時点ではワインやその他地元食材を利用した商品のラベルやパッケージ、ロゴなどのデザインを想定していますが、提案先や内容の決定についても、課題発見やターゲット設定など活動の一環として行います。

大学生等を含めた10代・20代の自殺死亡率（10万人当たりの自殺者数）は、他の年代と比べ低いものの、近年上昇しています。そこで、大学生等が「命」について自ら考える機会をつくりながら、自殺対策に対して多くの理解者や賛助者を得ることができるプロジェクトに取り組みます。
具体的には、学生、民間団体及び行政が協働し、自殺対策に関する啓発用物品の企画・作成・広報・販売を行います。

北杜市明野は日照時間の長いことで知られ、近年国内でも有名なひまわり畑の観光地であり、60万本のひまわりを見に全国から観光客が集まります。しかし、見ごろの終わったひまわりは、種が大きくなる前に廃棄されています。そこで、明野の日差しをいっぱい浴びたひまわりの茎から繊維を取り出し手漉き和紙により再生することで、もう一度新しい命を与えることができます。学生の力で、ひまわり和紙をとおし北杜市明野サンフラワーフェスを広く知ってもらい、明野のひまわりのイメージを高め、さらにはひまわり和紙に携わる地場産業や若者を巻き込んだ新しい雇用、周辺業者の活性化も図ります

起案者サポートを通して生まれる責任感

「FAAVOやまなし」でクラウドファンディングに挑戦する方の企画の起案に協力し、資金調達成功に導くことを目的に活動しています。起案者へのサポートを通して、私たち自身もその面白さを肌で感じると同時に、ページ構成や返礼品設定等の複雑さも実感しています。
また、起案者のサポートをより円滑にするため、私たち自身もFAAVOやまなしによる資金調達にも挑戦しました。その結果、目標金額を達成し、身近な人や全く面識のない人からの支援と、暖かい応援メッセージを頂けたことは得難い経験となりました。
起案者のサポートでは、社会人の起案者と共に企画を進めていくにつれ、自分自身に「社会人の方と一緒に働いている責任」が生まれ、「必ず成功させたい」という気持ちになります。これまで関わりがなかった人々や社会とつながり、クラウドファンディング成功という一つの目標に向かって活動することができるのが大きな魅力です。そしてそれが、これから社会人になる私たちにとって、有意義な経験の場であることを確信しています。（山梨学院大学4年　芦澤美和）

相手を説得する「数値化」数字の裏にある意味考える

私は、大学の講義で統計法について学び、普段何気なく見ている数字は、誰かの手によって、処理・分析されたものであると知りました。統計的技術の向上と、数字の裏にある意味を考えるため、データサイエンティスト育成プログラムに参加しました。
プログラムでは、実際に甲府市役所の方や企業の方と共に、甲府市の子育てしやすさ尺度の作成のため、都市の情報を集め、甲府市の情報と比較しました。私は、山梨県が、公共交通機関の使用頻度が低く、自家用車で通勤通学する人が多いことから、私は子育てと自家用車所持について情報を収集していきました。
実際にデータを収集していくと、インターネット上では種々多様な情報が、数値化されていることに驚きました。また実際に仕事として、データを扱う場合は、自分が見てわかるだけでなく、相手を説得するための理論も求められると知りました。数値を理論的に説明することが活動内で難しいと思った点であり、遣り甲斐のある部分であると感じました。（山梨英和大学2年野澤紗也香）

小中学生がSkypeで世界にプレゼンする場を

小菅中学校や白根飯野小学校の生徒にSkypeを使ってオーストラリアの子供達にプレゼンテーションをしてもらうことがこのBeOpenの内容です。
しかし私はただ英語を教えたくてこのプロジェクトに参加したのではなく、山梨県をより世界で通用する観光地にしたいと考えたからです。そのため小菅村や南アルプスの印象などをよそ者（客観的）から見た時この地域はどれほど素晴らしいのか子供たちに伝え、自信を持って世界に発信してもらおうと思いこのプロジェクトに臨みました。
私は金八先生になりたいわけではありませんが、地域のことを考えた時に、より地域を良くしていくためにはこの地域で学び、将来この地域で働いていく子供たちの価値観を変え、より建設的に地域を良くしていこうと考え自信を持っていける子供を教育することが大切であると感じました。
地域を共に創り上げていく楽しさと喜びを多くの人と分かち合い、今受けている恩恵を社会に還元していくのがこの先の私のビジョンです。（山梨英和大学3年　櫻井俊貴）

やまなしの若者像を調査 ペルソナ作成し未来探る

私たち「やまなし若者みらい探しプロジェクト」は、スパランドホテル内藤に最適なペルソナを作成することを目標に、やまなしの若者が社会や未来、そして山梨県についてどのように感じているのかを調査してきた。
ネオスペースの樋口さんや先生方にご協力いただいたおかげで、少ないメンバーながらとてもスムーズに活動を進めることができた。活動では、「やまなしの学生ペルソナ」を作成する基盤にあたるアンケートなどを行った。活動内で印象深かった議論は、仕事に対する価値観が世代によって大きく異なるという内容だった。
これから社会に出る私たちだが、ただ働くだけの毎日が仕事ではないということを皆さんに伝えたい。希望の職業に就くことだけを目標とするのではなく、「この仕事は君だけにやってほしい」と仕事に選ばれるような人が本当の意味での社会人だと思うのだ。私も、これからは自分への理解を深めることを意識して生活していきたい。（山梨英和大学3年　保坂珠巳）

カタコト外国語でやまなしの魅力発信

現在、カタコト中国語は企業からの依頼を受けて準備を行っています。海外からの訪日客数が2016年に日本全国で2、403万人を突破し、中国語圏（中国大陸、香港、台湾）の客数が1、237万人で全体の51・5％を占めています。また、団体旅行から個人旅行へシフトしており、観光情報をSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）で入手し、旅行先を決める人が増えていることから、今後、SNSを活用して、FIT（海外個人旅行）に対する観光宣伝、観光情報の提供が急務となっています。
笛吹市観光物産連盟からの依頼で、山梨英和大学の留学生が「地元の人が気付いていない、外国からの目・若い人の目線」で「PRサポーター」として笛吹市の魅力（祭り、イベント、旬の情報、食べ物など）や、月毎に設定された観光プログラムの体験レポートを、中国のSNS「Wechat」や「Weibo」を通じて中国語で発信しています。これら体験を通じて、留学生たちは日本への理解を深めています。
今後、こうした取組をカタコト中国語に活かしていきたいと考えています。（山梨英和大学　准教授　韓 暁宏）

〝食べるぶどうジュース〞の販売促進プランを試行錯誤

私達のプロジェクトでは、ジット株式会社が山梨の活性化を目的として開発した〝食べるぶどうジュース〞の販売促進プランを練りました。活動は、市販前のジュース試飲から始まり、パッケージや瓶、味や色、価格など、学生目線から感じたことをプレゼンする報告会、山梨県内の飲食店への試飲インタビューなどです。
活動を通じて、会社の一員として様々な立場の方々と意見を持ち合い、一つの商品を理想の形に近づけていく事の難しさを痛感しました。時には企業の意向と学生の意見が行き違い、自分のアイデアが商品に反映されなかったり、計画していた活動をやむを得ず中止したりと煮え切らない思いをすることもありましたが、それらの経験を通じて、会社の一員となって仕事をするということの厳しさや一つの仕事を請け負う責任を実感することが出来きました。
今後は、インターネット上で学生目線でのジュースの活用法やレシピの紹介を行う予定です。ご意見・ご感想をお待ちしております。（山梨英和大学3年　竜澤 君依）

新しい婚活スタイル目指し学生目線でイベントを企画

私たちは、将来自分たちが参加したくなるような学生目線の新しい婚活スタイルを目指し、婚活イベントの企画を行ってきました。
当初、これまでに無い婚活イベントを作ろうとプロジェクト案を練りましたが、実際に具体化していく中で法律の壁に直面し、社会の中でアイディアを具現化することの難しさを経験しました。しかし、逆境の中でも新たな企画を生み出す為に協力し、何度も重ねた議論がメンバー同士の交流を深めるきっかけとなったことはよい思い出です。
今回の活動を通し、社会で企画を通すためにはアイディアだけでなく、困難が立ちはだかった時に最善の方法を考え見つけ出す思考力、また急な案件や様々なニーズにも対応できる柔軟性が必要であることを学びました。これから社会に出たときのために、このような思考力や柔軟性を大学の講義のみで無く、日々の生活の中でも養っていきたいと思います。（山梨英和大学3年　窪田 あゆみ）

「道の駅」での利用視野にアプリの開発すすめる

現在、私は株式会社シーシーダブルさんと「道の駅」で利用できるPepperのアプリケーション開発を行っています。近年、道の駅は地域限定品を取り扱っていることから、単なる休憩所ではなく目的地としても利用されるようになっています。山梨県でも地域の特産品を取り扱っている道の駅は多くあります。これらの道の駅が周知イベントを行う際にPepperを利用すれば、イベントの盛り上がりや集客力を更に高まり、道の駅の利用者が増えて活性化に繋がるのではないかと考えています。
私は今回の活動を通して設計開発の難しさと面白さを学ぶことができました。与えられた課題をこなすのとは違い、利用者を意識しながら設計するのは非常に難しく、うまく動作しないことも多くあります。その分、きちんと動作したときの達成感は大きく、設計開発職を肌で感じることができました。
今後は、期間内に成果を出せるように時間管理を行い、効率的に作業を進めていきたいと思います。（山梨大学修士1年　原 翔吾）

プロの技に学べ!組み合わせから創造を

「企業のPRをあなたの手でプロジェクト」は、企業や自治体の広告を制作するというものです。6人の仲間と共に、これまでに「こうふ開府500年記念事業」のロゴとキャッチコピーを制作して応募し、今は甲府市のパン屋さんの新聞広告を制作しています。この授業の最大のメリットは、プロのデザイナーの方の指導を直接受けられることです。間近で見るプロの技は「すごい…！」の一言。驚きの連続で、「私もあんな風に作りたい！ 自分で何かを作って発信を！」と強く思うようになりました。学んだのは「組み合わせる強さ」です。同じロゴを作るにしてもそのデザインは十人十色。いろいろなものを見て知って、それを自分なりに組み合わせていくことでより良いものにすることができる。きっと仕事も同じです。そのためにも周りからの刺激に敏感でありたいと思うようになりました。3月には制作した広告の展示会も開かれます。この授業でしかできない貴重な経験です。（山梨県立大学1 年　梅田菜々子）

山梨の魅力を英語で発信!オーストラリアのイベントで

「和紙の巻紙をどうしたら外国人は買ってくれる？」
「写経のワークショップを開こうか？」
「英語でYamanashiをPRプロジェクト」の一コマです。この授業は2月にオーストラリアで開かれる日本祭りに出店して山梨の魅力とその産品をPRするというものです。山梨英和大学と山梨県立大学の13人で取り組んでいます。
市川三郷町の「三和製紙」様と協力して「障子紙の巻紙」のPRを企画し、甲府市のお茶の販売業を営む「菱和園」様とは日本茶のPRを考えるワークショップを行っています。英語版のPR動画も制作しています。この授業に参加したのは、実際に海外に行き、英語を母語としている方々に山梨のPRを行うのは貴重な経験だと思ったからです。国の間の文化や経済的背景の違いがどのように製品プロモーションに影響するのかを肌で感じることで将来に生かしたいと考えています。オーストラリアの人たちに山梨を、そして日本を面白いと思ってもらえるように頑張ります。（山梨県立大学3年　宮本友香　3年　山本有美　2年　椎名紋世）